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いぬのせなか座2号

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https://inunosenakaza.com/book/inunosenakaza2 「日記という表現行為自体がまとう「私の持続の伝達」もまた、ここへと帰着する。言語表現とは、事物それ自体の描写を目指すものでも、抽象的な概念操作を繰り返すものでもなく、その中間地点あるいは手前において、極めて日常的に、世界と私の何重にも掛け合わさったレイアウトを組み直し続けるための、スタイルだったのだ。」 言語表現からダンス、絵画、印刷、異種、共同体へ…… 山本による長文テキストと、それをもとに行われた座談会を、それぞれ上下並行掲載した小冊子。 ならびにそこでの議論をもとにして制作されたドローイング・詩・小説からなるA1クラフト紙。 作品と理論を同時に走らせながら、おのれの身体、言葉、日々をレイアウトする。 発行日:2016年5月1日 装釘・本文レイアウト:山本浩貴+h A1クラフト用紙(1枚)+A5判型冊子(44ページ)+ Webデータ(印刷に使用した全テキストデータ) ※テキストデータは以下URL記載の各タイトルをクリックし、冊子冒頭ページに記載されているパスワードを入力することで閲覧可能です。IDは「nuretahana」。 http://inunosenakaza.com/works2.html [目次] 盆のこと  h 全集  鈴木一平 日記  なまけ つよいありんこ(デザイン・ドローイング・DTP)  山本浩貴+h 座談会3 2016.02.27→2016.04.27  鈴木一平 なまけ 山本浩貴+h ・異種との自由研究の可能性/不可能性 ・「テキストの手前側の思考」の散策 ・デモクラティックな日記としての写生 ・重力と俳句、新たな環境としての魂 ・ありたちによって作られる身体の外の重力 ・内面と伝達を発見するダンスカンパニーの制作 ・外在化された記憶、無数の表現主体を貫く幾種類かの同一性 ・物理的大きさと芸術の相互陥入、装飾的身体における言語 ・翻訳と写生が、いかに透視図法を組み替え、身体から遊離した化石を見つけ出すか ・不在の環境・生きものらに向けた身体の動かし方、環境の掛け合わせとしての言語

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