𠮷田恭大『光と私語』(https://inunosenakaza.stores.jp/items/5c1da4862a28624c2c4d68ca )をより広く深く楽しむための拡張キットです。
204ページから始まる連作「ともすると什器になって」の見開きページに重ねることで、あらたな連作+レイアウトがあらわれます。
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『光と私語』第3部のレイアウトは、山本浩貴+hが、𠮷田恭大さんの歌を見開きごとに配置した上で、その2首のなかの言葉をいくつか(テキストとして、あるいは視覚的配置として)選択し、それをもとにオブジェクトを配置することによって成立しています。
この特製ペーパーは、『光と私語』の紙面レイアウトを受けて𠮷田さんが新たな連作を制作し、さらにそれを山本浩貴+hがトレーシングペーパー上にレイアウトしたものです。
言葉の配置、文字数、オブジェクトとの関係、内容の関連など、極めて多重的、かつ、共同制作すなわち批評、みたいなものになりました。あまりにクリティカルなものになった(と思う)ので、今後も同様のコンセプトで𠮷田さんと新作を制作し、販売する予定です。ご期待ください。(山本浩貴)
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短歌:𠮷田恭大
本文レイアウト・デザイン:山本浩貴+h
判型:表紙=185×235mm(厚紙1枚)
本体=163×222mm(トレーシングペーパー6枚)
第一刷:2019年3月19日
第二刷:2019年4月6日
第三刷:2020年10月19日
発行:いぬのせなか座
※本商品は𠮷田恭大『光と私語』の先行予約特典として制作されたペーパーを、増刷し、商品化したものです。表紙のみ新たに制作されましたが、本体のペーパーには変更はありません。