{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/19

橘上+松村翔子+山田亮太『TEXT BY NO TEXT』(いぬのせなか座叢書5)

3,300円

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
レビュー1件

送料についてはこちら

[いぬのせなか座叢書第5弾] 密着する思考と発語は、即興を塗り重ね、複数のリミックスを開放する。 企画から4年。テクストと上演をめぐる4冊、同時刊行。 https://inunosenakaza.com/book/textbynotext ★橘上による宣言文的テクスト「NO TEXT宣言」「NO TEXT」全文公開中 https://note.com/inunosenakaza/n/n8f7e26980472 ☆日本タイポグラフィ年鑑2024入選 ☆第67回岸田國士戯曲賞最終候補(松村翔子『渇求』https://www.hakusuisha.co.jp/news/n51175.html) --------------------- 詩人にしてバンド「うるせぇよ。」のヴォーカルとしても活動する橘上が、2016年より続けるパフォーマンス「NO TEXT」。 読みあげる書物も付き従う戯曲も持たず、身一つで舞台に立ち、言葉を即興かつ高速に発し続けるその試みは、「朗読」や「(即興)演劇」といった既存の枠を超え、限界まで同期させられた思考と発語が新たに生み出す肉体/時間/言葉の存在を、奇妙なユーモアの奔出とともに雄弁に示してきた。 今回、いぬのせなか座が叢書第5弾として同時刊行する『TEXT BY NO TEXT』は、2018年に行なわれた「NO TEXT」3公演を引き受け制作される、4つの書物から成る。 ヴァーバル・アート・ユニット「TOLTA」のメンバーにして多数のインスタレーション・パフォーマンスにも関わる詩人・山田亮太が、「上演/記録」をテーマに組み上げる新詩集『XT Note』。 演劇ユニット「モメラス」の主宰・劇作・演出であり、俳優としても多数の作品で活躍する松村翔子が、実際の事件をモチーフに母と子、障害と虐待を描く渾身の戯曲『渇求』。 激しく空転する独白が言葉と意味を脱臼し、代え難いユーモアと切実さを放つ詩集『複雑骨折』などで知られる橘上が、「NO TEXT」での言葉の氾濫に自ら向き合い、その声と批評性を純化、増幅することで成立させた、6年ぶり待望の新詩集『SUPREME has come』。 さらに、企画の発端=素材となった「NO TEXT」3公演をテキスト化し、「いぬのせなか座」主宰の山本浩貴がレイアウト、3公演の記録映像が視聴できるURLや本企画に関わる橘上のエッセイも複数収録する『NO TEXT Dub』。 「戯曲から上演へ」ではなく「上演から戯曲へ」。あるいは幾つかの即興を素材にして新たに書かれる思考と発語の所在――。 自由と従属のリミックスをめぐる4つのプロセスが、次なる上演に向けてここに隣接される。 --------------------- 発売日:2023年01月31日 判型:A5変型(130mm×210mm) 各約150ページ 造本:無線綴じPUR製本 本文1色刷り グロスPP加工 スリーブケース(セット購入時のみ付属):100mm×210mm 装釘・本文レイアウト:山本浩貴+h 表紙使用作品:ヨゼフ・チャペック『こいぬとこねこのおかしな話』1928年 価格:4冊セット=3,300円/1冊のみ=各1,650円(いずれも税込) --------------------- [著者] 橘上(たちばな・じょう) 詩集『複雑骨折』(2007・思潮社)、『YES (or YES)』(2011・思潮社)、『うみのはなし』(2016・私家版)。 バンド「うるせぇよ。」ヴォーカル。向坂くじら・永澤康太との詩のパフォーマンスユニット「Fushigi N°5」でも活動。 2013年第55回ヴェネツィアビエンナーレ日本館(代表作家・田中功起)によるプロジェクト「a poem written by 5 poets at once」に参加。 同年、スロヴェニアの詩祭「詩とワインの日々」に日本人として唯一参加。 以降、「LITFEST」(2014・スウェーデン)「SLAMons&Friend」(2015・ベルギー)「Brussels Poetry Fest」(2016・ベルギー)等、海外でのリーディングを重ねる。 2016年より本を持たない朗読会/即興演劇「NO TEXT」を始める。 松村翔子(まつむら・しょうこ) 劇作家・演出家・俳優。2000年より舞台俳優として東京の小劇場を中心に活動。2013年に演劇ユニット「モメラス」を旗揚げし、劇作・演出を始める。 メーテルリンク作『青い鳥』で「利賀演劇人コンクール2017」優秀演出家賞及び観客賞受賞。 『こしらえる』『反復と循環に付随するぼんやりの冒険』が「岸田國士戯曲賞」最終候補にノミネート。 2021年 ジャパン・ソサエティ(ニューヨーク)にて『こしらえる 』、2023年 ロイヤルコート劇場(ロンドン)にて『28時01分』の英訳リーディング公演が上演される。 山田亮太(やまだ・りょうた) 詩人。詩集に『ジャイアントフィールド』(思潮社)、『オバマ・グーグル』(思潮社)、『誕生祭』(七月堂)。『オバマ・グーグル』で第50回小熊秀雄賞受賞。共著に『新しい手洗いのために』(素粒社)、『空気の日記』(書肆侃侃房)など。2006年よりヴァーバル・アート・ユニットTOLTAで活動。詩をもちいたインスタレーションやパフォーマンスを制作する。TOLTAでの参加展覧会に「あそびのじかん」(東京都現代美術館)、「月に吠えよ、萩原朔太郎展」(世田谷文学館)など。 --------------------- ※セットではなく1冊ずつをご希望の方は以下よりご注文ください。 ・橘上『SUPREME has come』(いぬのせなか座叢書5-1) https://inunosenakaza.stores.jp/items/637745384292bf45331af3a1 ・松村翔子『渇求』(いぬのせなか座叢書5-2) https://inunosenakaza.stores.jp/items/63774575ba62e043cf948c97 ・山田亮太『XT Note』(いぬのせなか座叢書5-3) https://inunosenakaza.stores.jp/items/637745aaf80f1e5d86bc5af9 ・橘上『NO TEXT Dub』(いぬのせなか座叢書5-4) https://inunosenakaza.stores.jp/items/637745da4292bf45331af40d

セール中のアイテム